なぜ茨城か?
それはわが家の定宿、旅籠屋さんで唯一空いていたのが水戸大洗店だったから(笑
朝7時半頃出発、常磐道入ってすぐの守谷サービスエリアでまずはモーニング。
常磐道は渋滞もなく、急ぐ旅でもなし、のんびり行こう。
さらに常磐道を北上して中郷サービスエリアで休憩。
野口雨情ゆかりの地だそうで、歌碑や記念公園がありました。
心配していたお天気もこんなに晴れ上がって気持ちのいい日となりました。
さて、目指すは大津漁港。
どうも父ちゃんは漁港が好きらしい。
海のない栃木県出身だからかしら?
まず目に入ってきたのは、、、
こういうのを目の当たりにするとあの大津波の存在が現実のものとして感じられます。
さて、港近くまで来てみると漁港祭りということで大変な人出で大賑わい。
みんな元気になってヨカッタ!
今までのお出かけ体験から思うに、犬好き度ナンバーワンは茨城県じゃないかな〜。
とにかくたくさんの方が声をかけてくれるし、犬に慣れてる人が多かった!
バセットを知ってる方も結構いらっしゃったし。
茨城県って見渡す限りの関東平野が広がってるせいか家の敷地面積でも日本一とか。
だから大型犬を飼ってる人が多いのかも。
なんとなく犬舎も多いような気がする。。。以上、なんの根拠もありません。
右を見ても左を見ても美味しそうなものだらけ。
父ちゃんはアンコウ鍋を食べてみたかったんだけど、残念ながら終わってました。
豚汁で我慢。
こんな海老のから揚げも新鮮で殻も柔らかく美味しかったです。
HALくんは人混みにもまれちょっとお疲れ。
でも、とってもおりこうさんで人混みの一部となって歩いてました(笑
そんな大津漁港でのひととき。
あら、なんだかつまんなそうなお顔。
明日はいっぱい匂いが嗅げるところに行こうね。
さて、海の景色を見に行こうと岬まで来ました。
この灯台も震災に遭って建て直し(修復?)されたようです。
祈りの碑。
ここは岡倉天心が理想の地として活動拠点としたところ。
山の麓にはこんなお墓がありました。
なんだか原始的。
岬の突端にはこのような建物が残されていました。
岡倉天心、横山大観などというビッグネームがここで研鑽を積んでいたそうな。
書いてあるところによると、一心不乱にひたすら描く姿は修行僧のようだったとか。
こんな質素な建物で、風の強い日もあろう、雪の降る日もあろう、、、
と、感慨深い思いで見ていましたが、
帰ってウィキペディアを覗いてみると岡倉天心はボストン美術館とも関係があり、
ボストンとこの五浦海岸とを行き来してたそうな。
ボストン!グローバルじゃん、天心!
ちょっと修行僧のイメージからはずれてきた。。。笑
まあ、美術の世界もいろいろありそうだもんね。
何とか展とか何とか会とかできるたびに派閥抗争とかね。
果てしなく広がる太平洋を目の前に、かつての偉人たちは何をぞ想う。
岬に沿って歩いて行くと、、、
六角堂が見えました。
津波で流されてしまいましたが、再建されたというニュースを見た覚えがあります。
この小さな岬だけでも時を経ていろんな人の想いが詰まっているんだなぁ。
そんな空気の重みだけを感じるものの、無知なためその中身を埋められません。。。
知っておくべきことはたくさんあるのに何も知らないな。
そんなことを思いながら山を降りていくのでした。
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