2020/04/10

大好きな水元公園の空へ

HALくんを火葬するのに水元公園でできることがわかってお願いしました。

火葬の日、最後のお別れです。

亡くなっていることが信じられない、本当にいつものように寝てるよう。

でも触ると固くて、冷たくて、、、だから触らずにいました。

柔らかったHALくんの感触だけを手に残しておきたくて、、、

お爺ちゃんになってもこんなに元気で若々しかった姿だけを目に焼き付けました。





小雨模様の水元公園は人気もなくとても静かでした。

火葬が終わるまで父ちゃんとふたりで公園を歩きました。

ふたりともなんてことない会話を二言、三言交わすだけ。

でも静かでゆったりとした時間が流れる中、最後のお別れができて良かったです。




大好きな水元公園のお空に向かってHALくんは旅立っていきました。

喜んでいるかな。




お骨になってわが家に戻ってきました。

たくさんのお花に囲まれました。

胸がキューッとなりそうになるとこのお花を見るようにしました。

そうすると不思議と気持ちが落ち着いてきます。

お花の力ってすごいんだなと思いました。



たくさんの方に可愛がっていただき本当にありがたいことです。

そのお気持に十分お答えできないまま今に至ってしまったような。。。

そんな後悔が少しあるんです。

HALくんを愛してくださりファンだと言ってくださり本当にありがとうございます。

この場を借りて心より感謝とお礼の言葉を申し上げます。

本当にありがとう〜。




2020/04/06

突然のお別れ

こんにちは。

こんなにご無沙汰してしまって果たしてこのブログを目にする方がいらっしゃるかな?

とも思いますが、、、

実は悲しいお知らせをすることになってしまいました。

HALくんが先週の月曜日の晩、天国に旅立ってしまいました。

12歳の誕生日を目前に呆気なく私たちの元からいなくなってしまいました。

今、このブログを書き始めたのが6日、月曜日の午後7時前。

ちょうど一週間前の月曜日のこの時間、母ちゃんはHALくんの体をさすっていました。

いつもと違う具合悪そうに横たわっているHALくんをさすっていました。

どうしたHALくん、元気出しな、どうしたHALくんとずっと呼びかけていました。

数日前の木曜日は普通に元気にお散歩していたんです。

そのときのHALくん。




おうちでは久しぶりに編んだ帽子をかぶらされて相変わらずのHALくんでした。



おかしいな、と最初に思ったのは金曜日の夜中でした。

なかなか寝ないでいるのでおしっこでもしたいのかなと寝室の戸を開けてあげました。

いつもなら走ってベランダの方までいくのに行きません。

数歩、ものすごくゆっくり歩いたと思ったらそのまま止まってしまいます。

ん?どうした?HALくん、ほら行きな。

とお尻を押すと、また3,4歩トボトボと歩くのですが、また止まってしまいます。

結局リビングまで来たものの横になったり起きてうろうろしたり、なんか変。

でも苦しそうになることもなく、しばらく様子を見ながらリビングで一緒にいました。

しばらくして、「HALくん、父ちゃんのいるところで寝ようよ」と言ったら、、、

父ちゃんという言葉に反応したのか起き上がってまた寝室までゆっくり戻ってきました。

そんなことがあって、なんか変だなとは思いながら土日を過ごしました。

家にいるときはほとんど寝てばかりの子だったので見た目は変わらなかったんです。

ただ、起きたときの動きがとてもゆっくりでそこは気になっていました。

月曜日になってすごい下痢になってしまいました。

前日お医者に診てもらったさい、動きが鈍いのは腰が痛いのかもしれないということで

鎮痛剤を打ってもらったのですが、そのせいかもしれません。

でも、下痢が収まったあと、なんと夕方、ご飯を食べたんです。

それで母ちゃんは一旦ホッとしたんです。ご飯食べられるんだったら大丈夫かなと。

ところが、ご飯を食べてしばらくしてまた様子が変。

今度はかなり変。

ちょっと苦しそうに息をしたり、パタンと倒れるように横たわったりします。

8時ごろ、父ちゃんに帰ってきてと連絡。

9時ごろ帰ってきた父ちゃんとふたりで身体中をさすりました。

少しハーハーするのですが、でもそれほど苦しそうな様子ではないんです。

だけどものすごく嫌な予感だけはして、まさか、まさか、と思いながら

HALくん、HALくん、と声をかけながらさすりました。

一度体がちょっとピンっと張ったように見えました。

え?嘘でしょ、と鼻に手をやると、あ、息してる、びっくりした。。。

さらにHALくん、HALくんと力をいれてさすりました。

もう一回体がピンっと張ったかなと思ったらウーッと小さな声を上げました。

えっ、どういうこと?え、死んじゃったの?嘘でしょ、HALくん。

鼻から息は出ていません。舌が口から垂れていました。

そんな呆気ない最後でした。

父ちゃんが帰ってきて30分くらいで逝っちゃいました。

ちゃんと待ってたんだね。

寝てるように逝っちゃったね。

ご飯もちゃんと食べたもんね。

最後まで元気でいてくれたんだね。

こうして書いていても不思議と涙が出ません。

亡くなった直後もそんなに涙が出ませんでした。

なんだかふわふわしたまま一週間が過ぎました。

たくさんのお花に囲まれてお骨になって戻ってきたHALくんを見ても実感がありません。

時々胸が締め付けられるような感じになって、一度だけ誰もいない部屋の中で

思いっきり「HALくーん!!」と3回叫びました。

今はそれなりに気持ちも落ち着いています。

自信はないけど、HALくんの死をきちんと受け止めてあげなくてはいけませんね。

HALくん、たくさんの素晴らしい思い出をありがとう。

私たち夫婦にとってこんな宝物はありません。

これからは父ちゃんとその思い出を楽しみながら生きていくからね。

そしていつかまた一緒になろうね。

最後の親ばかです。

本当にHALくんはいい子でした!!

動画は亡くなった直後の様子。

自分でも不思議なくらい淡々としています。

もし良かったら一緒に冥福を祈ってやってください。